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浄土真宗 四十九日法要の会食について|御膳料とは?

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四十九日法要の会食について

法要後の会食は「お斎(おとき)」と呼ばれます。

もともとは、法要に参列した方々と食事を共にし、故人を偲びつつ、仏縁を深める大切な時間とされてきました。

僧侶による読経が終わったあと、参列者をお招きし、お礼の気持ちを込めて、皆さまで故人を偲びながら会食を行います。

僧侶の会食分=御膳料とは?

近頃は、僧侶へのお布施を「お布施・御膳料・お車代込み」としてお渡しされる方が多くなりました。

これにより、僧侶の会食分は御膳料として含まれておりますので、別途お食事の席をご用意いただく必要はございません。

一昔前までは、法要後に僧侶も同席して皆様と一緒に会食をすることが一般的でしたが、現在では御膳料をお包みし、僧侶はそのまま退席することが多くなりました。

そのため、会食はご家族やご親族、親しい方々だけでゆっくりとお過ごしください。

故人様との思い出話に花を咲かせる時間は、亡き方への何よりのご供養になります。

また、こうした集いを通して、皆様の間でご先祖様との絆を再確認する良い機会ともなるでしょう。

大切なのは、形式よりも心です。どうぞ気負わずに、皆様で温かなひとときをお過ごしください。

会場を借りて行う場合

割烹店やホテルなど、会場を借りて会食を行う場合は、席順を決める際に上座と下座を意識すると良いでしょう。

もし分からない場合は、スタッフに相談されることをお勧めします。

上座には喪主様をはじめ、故人との関係が深い方から順に着席されるのが一般的です。

なお、和室では床の間に近い席が上座、洋室では入口から一番遠い席が上座とされるのが通例です。

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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