お坊さん@出張(龍眞院)– Author –
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自分自身を変えることで、世界も変わり始めます|【公式】お坊さん@出張®︎
外の世界を変えることは簡単ではありません。でも、自分の考え方や行動を変えることはできるのです。 心の鏡で自分を整える 仏教には「内外一致」という教えがあります。これは、私たちの心の在り方が外の世界に反映されるという真理です。つまり、自分の... -
色も空も、一つの真理である|【公式】お坊さん@出張®︎
「今、目の前にあるもの(色)」を大切にしながら、「すべては変化し、実体のないもの(空)」であることを忘れずにいることが大切です。 色即是空 空即是色 「色即是空、空即是色」→→般若心経に説かれるこの言葉は、私たちの生きる世界の本質を示してい... -
ご先祖様のお気持ちと私達|【公式】お坊さん@出張®︎
ご先祖様の積み木を受け継ぐ供養 私たちの人生は、幸せや絆という積み木を一つひとつ積み上げていく営みにたとえることができます。けれども、残念ながらその積み木が崩れ去る時は必ず訪れます。大切なのは、崩れてしまったからといって、積み木そのものが... -
すべての出会いには意味がある|【公式】お坊さん@出張®︎
私たち自身もまた、誰かにとっての「縁」の一部であることを忘れてはなりません。 縁起(えんぎ) 私たちは日々、さまざまな人と出会い、多くの出来事を経験します。その中には、心温まる縁もあれば、思いがけず苦しみを伴う縁もあるでしょう。しかし、ど... -
寛容の心は、人間関係を育む土壌|【公式】お坊さん@出張®︎
寛容であることは、決して弱さではありません。むしろ、強さを持った人が実践できるものです。 和顔愛語(わげんあいご) 私たちは日々、多くの人と関わりながら生きています。しかし、その中で価値観の違いや誤解が生じることもあります。そんな時に大切... -
法話は実践の中で生きる|【公式】お坊さん@出張®︎
言葉は頭で理解するものですが、実践は心で感じ取るもの。そこに初めて法話としての力が宿ります。 仏教用語の説明は法話ではない 法話というのは、単に仏教用語の意味を説明するものではありません。本来の法話は、聞く人の生活の中で活かされてこそ、仏... -
修行が心を澄ませる|【公式】お坊さん@出張®︎
修行とは特別なことではなく、日常生活の中にある ということを忘れてはなりません。 鏡を磨けば映る景色が澄む 【鏡を磨けば映る景色が澄むように、修行が心を澄ませる。】 曇った鏡にどれほど美しい景色が映っても、その姿は歪み、くすんで見えてしまい... -
感恩報徳(かんおんほうとく)|【公式】お坊さん@出張®︎
亡き人に育てられてる私達 私が今日まで僧侶として歩みを続けてこられたのは、何よりも法要のご縁をいただき、長年にわたり依頼を続けてくださった皆様のおかげであります。初めての出会いから今に至るまで、何度も法要に呼んでくださることは、私にとって... -
雨が地を潤すように、慈悲の心が他者を癒す|【公式】お坊さん@出張®︎
ストレス、体調不良、過去の経験←そうした要因が、その人の言動に影響を与えているかもしれません。 慈悲は単なる優しさではない 大地に降る雨は、乾いた土を潤し、草木を育みます。同じように、慈悲の心は、人の心を癒し、安らぎをもたらします。仏教にお... -
心の波を静めることで、真実が見えてくる|【公式】お坊さん@出張®︎
私たちは、出来事そのものではなく、それをどう受け止めるかで心の状態が決まります。 「止観(しかん)」 私たちの心は、常に動き続けています。楽しいことがあれば浮かれ、悲しいことがあれば沈み、何もないのに不安を感じたり、逆に根拠もなく幸せを感...