お坊さん@出張(龍眞院)– Author –
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回忌法要・法事の服装について 浄土真宗|お坊さんが解説
年回忌法要の服装について 一般的に、年回忌法要では黒のフォーマルスーツやワンピースを着用するのがマナーとされています。男性は黒のネクタイ、女性はシンプルなパールのネックレスなど、控えめで落ち着いた装いが望ましいとされています。 ただし、ご... -
【一つの善行が、無限の世界に広がる】
善行に大小はない。ただ、真心をもって行いなさい。その一歩が、無限の善へとつながる。 私たちが日々行う一つ一つの善行は、小さなものに見えるかもしれません。しかし、それは石が水面に落ちて波紋を広げるように、私たちの知らないところで大きな影響を... -
【心の静けさが、真の力を引き出す】
自分の内面が静かで安定していると、他者の心にも安らぎを与えられるのです。 仏教の「禅」の教えは、心の静けさを通じて真の力と智慧を引き出す方法を説いています。私たちは日々の生活の中で、多くの刺激や雑音に囲まれています。それらが原因で、心が騒... -
【苦しみの中にこそ、成長の種がある】
仏教での「諦める」とは物事の真理を見極めて、無理に抗わず受け入れることを意味します。 仏教では「四苦八苦」として、生老病死や愛別離苦などの苦しみを人生の一部として受け入れることが大切だと説きます。私たちが避けがたい苦しみを「嫌なもの」「不... -
【与えることが、真の豊かさを生む】
見返りを求めたり、自分の名誉のために行う親切(思いやり)では、本当の意味で心を満たすことはできません。 私たちの社会では、多くの場合「得ること」が幸せにつながると考えられがちです。しかし、仏教の教えでは「与えること」、すなわち「布施」が、... -
浄土真宗本願寺派 正信偈|草譜・行譜・念仏和讃6首引・回向
浄土真宗本願寺派 正信偈 浄土真宗本願寺派の正信偈(草譜・行譜)、念仏和讃六首引、回向(えこう)を収録したPDFです。下のダウンロードボタンを押すと無料でご覧いただけます。 (無料でダウンロードしてスマホに保存して頂くこともお勧めです。是非、... -
【過去に囚われず、未来を心配せず、今に集中しましょう。】
今日も「今この瞬間」に感謝し、静かな心で過ごしましょう。 仏教の「無常」の教えは、すべての物事が移り変わる真理を示しています。過去も未来も、私たちが直接手を加えることはできません。過去の出来事は思い出として残るだけであり、未来は不確定な可... -
【四顛倒の妄念】(してんどうのもうねん)
日の出は、四顛倒の闇に光をもたらす象徴です。 仏教には「四顛倒(してんどう)」という教えがあります。これは、私たちが物事を誤って認識してしまう四つの迷いを指しています。「無常を常と思い、苦を楽と思い、無我を我と思い、不浄を浄と思う」という... -
【一つの道が、すべての道に通じる】
一つの道を歩むとき、私たちは同時に他の多くの道を知ることになるのです。 仏教には、すべての真理は一つに集約されるという教えがあります。一つの道を深く探求することで、他のすべての道や真理が繋がっていることに気づくのです。この考え方は、「縁起... -
【自分の価値を発見できる夜】
夜の静かな時間を活かして、自分自身と丁寧に対話をしてみてください。 夜の静けさは、私たちに自分自身と向き合う貴重な時間を与えてくれます。普段の忙しい日々の中では、自分がどれだけ価値ある存在であるかを見失ってしまいがちです。 他人から見て「...