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無常と執着について

子供の頃は、相手と喧嘩しても「あっという間に仲直り」できる純粋さや柔軟性を持っていましたね。

けれど、大人になると経験や思考が増える分、相手の言動や自分のプライドに執着してしまうことが多くなります。

「許せない」「忘れられない」という気持ちは、実は相手ではなく自分自身を縛ってしまうものなんです。

仏教では「無常」を説きます。すべての出来事は流れ去るもので、同じ状態は続きません。

そのことを思えば、過去のことに執着するのは、川の流れに逆らって進もうとするようなもの。

子供たちのように、過去を「流し」、軽やかな心で「今」を生きる姿勢を心がけたいですね。

どうしても気持ちが引きずられる時は、一息ついて「南無阿弥陀仏」と念仏を唱え、心を仏に委ねてみてください。

そのひと時が、新たな一歩を踏み出す力になるはずです。合掌🙏

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