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仏の力を信じ、心の浄化を進める|【公式】お坊さん@出張®︎

無理に信じようとするのではなく、疑いながらも「仏の慈悲を感じてみる」ことです。

目次

疑いは信じることに繋がる

仏の存在を信じることは、心の迷いや苦しみを手放し、安らぎを得る第一歩です。私たちは日々、悩みや不安に揺れ動きますが、それらの根本には「自分がどうなるのか分からない」という恐れが潜んでいます。しかし、仏の光に照らされることで、その不安も少しずつ和らぎます。

阿弥陀仏の慈悲は、私たちがどのような心を持っていても、どこにいても変わらず注がれています。このことを「まずは信じてみる」ことが大切です。「信じなければ救われない」のではなく、「信じることによって心が開かれ、仏の導きが自分に届く」ようになるのです。

ただし、「信じる」とは単に言葉で認めることではありません。仏教では信疑一如(しんぎいちにょ)と説かれ、信じることと疑うことは一つの如し、つまり対立するものではなく、共に信心へと至る大切な道とされています。疑うことは決して悪いことではなく、「本当に仏の救いはあるのだろうか?」と問い続ける中で、少しずつ確信が生まれます。無理に信じようとするのではなく、疑いながらも「仏の慈悲を感じてみる」ことが、信仰の第一歩となるのです。

また、信じることで心が清まり、行動も変わっていきます。他人を思いやる心、感謝する心、許す心を持つことで、仏の教えが実生活に活かされていきます。心が穏やかになれば、言葉も柔らかくなり、行動も落ち着き、周囲との関係も自然と調和していくでしょう。

仏の力を信じることは、心を清らかにし、悟りへの道を歩むための大切な一歩です。今日も仏の光に包まれながら、穏やかな一日をお過ごしください。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

この法話は浄土真宗の49日法要のご縁でもお伝えすることがあります。故人が仏様の御国に往生される大切な節目が「49日法要」です。

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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