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思い悩むことなく、自然の流れに身を任せる|【公式】お坊さん@出張®︎

私たちの人生は阿弥陀仏の大いなる光に包まれ、どんな時も見守られています

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自然法爾(じねんほうに)

仏教には、自然法爾(じねんほうに)という教えがあります。これは「すべてのものは仏のはたらきによって自然と成り立っている」という意味で、私たちが無理に物事をコントロールしようとせず、あるがままに身を任せることの大切さを説いています。

人生には、自分の思い通りにならないことが多くあります。目標を立て、努力することは大切ですが、すべてが計画通りに進むとは限りません。時には、どれだけ頑張っても報われなかったり、思わぬ出来事が起こったりするものです。そんな時、人は不安や焦りを感じ、「なんでこうなるんやろう?」と悩んでしまいます。しかし、仏の教えに照らしてみると、人生は私たちの思いを超えた大きな流れの中にあり、無理に抗わず、その流れに身を任せることが心の平穏につながると気づきます。

風が吹けば、その風を感じ、川が流れれば、その流れに従うように、人生の流れも受け入れる。無理に逆らわず、今できることを精一杯行いながら、その結果を仏のはからいとして受け止める。そうすると、心の重荷がふっと軽くなり、穏やかな気持ちになれるのです。

私たちの人生は阿弥陀仏の大いなる光に包まれ、どんな時も見守られています。だからこそ、安心して一歩ずつ進んでいけば良いのだと思います。焦らず、無理せず、自然の流れの中で、仏の慈悲を信じながら日々を大切に過ごしていきたいですね。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

この法話は四十九日法要のご縁でもお伝えすることがあります。仏教では亡き方を偲ぶ最初の大きな法要が49日です。

年回忌法要早見表をご覧いただくと、今年のご法要日程がすぐに分かります。

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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