
阿弥陀さまは「本願」のまことの願いをもって寄り添ってくださいます。
阿弥陀さまの救い
私たちの人生には、思いがけない「無常」の風が吹きます。大切な人との別れ、努力が実らない日々、自分を責めてしまう夜。そんなとき、心は孤独と不安に包まれ、何を信じていいのか分からなくなることもあります。
けれど、仏の教えはどんな時も変わらず私たちを支えてくれます。迷いや「煩悩」に悩む私たちに、阿弥陀さまは「本願」のまことの願いをもって寄り添ってくださいます。「どんな私であっても、必ず救う」という無条件の「慈悲」がそこにはあります。
阿弥陀さまの救いは、「南無阿弥陀仏」と称えるその声の中に生きており、日々の暮らしのなかで、そっと私たちの背中を押してくれます。その名号は、私の迷いも弱さもすべて包みこみ、何度転んでも立ち上がる力を与えてくれるのです。
仏の教えにふれるということは、特別な場所や時間を必要としません。日々の暮らしの中、ふとした瞬間にその「光明」に包まれていることに気づくのです。だからこそ、忙しさの中でも、ほんの少し立ち止まり、「南無阿弥陀仏」と口にしてみる。それだけで、仏の教えはまた私たちに力を与えてくれます。仏の教えは、どこまでも、いつまでも、私たちの支えであり続けるのです。合掌🙏
「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」
この法話は四十九日法要のご縁でもお伝えすることがあります。ご供養の中でも特に重んじられるのが49日です。
年回忌法要早見表をご覧いただくと、今年のご法要日程がすぐに分かります。
出張お坊さんをお探しなら、浄土真宗本願寺派僧侶が直接対応。四十九日・年忌法要・葬儀を丁寧にご案内します。