
未来を恐れて生きるのではなく、未来を信じて今を大切に生きる。
今を大切に生きる
私たちは日々、さまざまな不安を抱えながら生きています。
仕事のこと、お金のこと、健康のこと、人間関係のこと。さらに最近では、テレビやYouTube、インターネットなどでも不安を煽るような情報を目にする機会が増えました。
それらを見るたびに、「もしそうなったらどうしよう」「今のうちに何かしておかなければ」と心配になってしまうこともあるでしょう。
もちろん備えをすることは大切です。しかし、まだ来ていない未来を完全に予測し、完璧な準備をすることは誰にも出来ません。
個人だけではなく、企業も国も同じです。
どれほど準備をしていても、予想もしなかった出来事は起こります。だからこそ、未来を心配し続けることに心を使い果たしてしまうのは、とても勿体ないことのように思います。
仏教では、過去を悔やみ続けることも、未来を案じ続けることも、心の苦しみを生み出す原因になると教えられています。
大切なのは「今」です。
今日出会った人を大切にすること。
目の前の仕事を丁寧に行うこと。
感謝の言葉を伝えること。
しっかり休み、心と身体を整えること。
そのような一つひとつの積み重ねが、未来を支える力になっていきます。
実際に大きな出来事に直面した時、本当に役に立つのは、知識や物だけではありません。
慌てずに状況を見つめる力。
冷静に判断する力。
周りの人と助け合う力。
そうした力は、普段から今を丁寧に生きる中で育まれていくものです。
未来を恐れて生きるのではなく、未来を信じて今を大切に生きる。
それが仏教の教える「今を生きる」ということではないでしょうか。
まだ来ていない明日に苦しむより、今日という一日を大切に過ごしたいものです。
未来を変える力は、いつも“今”の中にあるのですから。合掌🙏
「未来を案じる心より、今を大切に生きる心が人生を支えてくれます🙏」
「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」
この法話は四十九日法要や遷仏法要のご縁でもお伝えすることがあります。
故人が仏様の御国に往生される大切な節目が「四十九日法要」です。
ご先祖様をお守りいただく仏壇を移動する時は、仏様を正しくお迎え直す遷仏法要があります。
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