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言葉の力で、他者の心を癒す|【公式】お坊さん@出張®︎

口は災いの元」とはよく言われますが、逆に「口は福の元」にもなります。

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言葉には力がある

仏教の教えには「正語(しょうご)」というものがあります。これは、正しい言葉を使い、他者を傷つけず、真実を語ることの大切さを説いたものです。言葉には人を救う力がある一方で、深く傷つける力もあります。だからこそ、慈悲の心をもって言葉を選ぶことが大切なのです。

たとえば、落ち込んでいる人に「大丈夫、あなたなら乗り越えられるよ」と優しく声をかけるだけで、その人の心は少し軽くなります。一方で、何気ない一言が相手を追い詰め、深い傷を残すこともあります。「たった一言」でも、その影響は計り知れません。

お釈迦様は、「愛語(あいご)」の大切さを説かれました。これは、思いやりのある優しい言葉を使うことです。人は温かい言葉をかけられると心が癒され、その優しさがまた別の誰かへと伝わっていきます。つまり、良い言葉の連鎖が生まれるのです。

口は災いの元」とはよく言われますが、逆に「口は福の元」にもなります。言葉一つで、相手の心に灯をともすことができるのです。今日も、誰かの心を癒す優しい言葉を大切に使っていきましょう。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

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