お坊さん@出張(龍眞院)– Author –
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龍眞院 釋大智の法話
自己を見つめ直し、真の自己を知る|【公式】お坊さん@出張®︎
他人と比べ続けることにより、苦しみが止むことはありません。 誰かと比べる必要はありません 仏教には「内観」という教えがあります。内観とは、外に向かう心を少し止めて、自分の心の内側をじっくりと見つめ直す時間のことです。私たちは日々、誰かと比... -
お布施総額を決めた理由
お布施はなぜ3万5千円?|お坊さん@出張のご縁を大切にした想い
京都市の出張法要での出来事 私が出張法要を始めた頃、お世話になりながら多くを学ばせていただいた某有名なお寺での出来事です。2009年の桜が散り始める頃でした。 ある日、そのお寺から法要を任されて京都市内へお参りしました。法要は「八回忌」でした... -
龍眞院 釋大智の法話
空の教えが、執着からの解放をもたらす|【公式】お坊さん@出張®︎
執着を強めれば強めるほど、望むものは離れていくのです。 固定観念が苦しみを生み出す 人は誰しも「こうあるべき」「これは正しい」と、自分の中に作り上げた固定観念に縛られて生きています。しかし、その固定観念こそが、強い執着の正体なのです。仏教... -
龍眞院 釋大智の法話
野に咲く花が見る者を和ませるように、笑顔が人を癒す|【公式】お坊さん@出張®︎
優しい笑顔を浮かべるだけで、美しく素敵に見えるものです。 心の奥から生まれる笑顔 誰に見せるためでもなく咲く野の花は、道ゆく人の心をふっと和ませてくれるものです。私たちの笑顔も、それと同じように自然と周りの人の心を癒してくれる力を持ってい... -
龍眞院 釋大智の法話
彼岸会(お彼岸とは)を解説 浄土真宗|【公式】お坊さん@出張®︎
沈む夕日を眺めながら、阿弥陀さまのお浄土へ思いを馳せる実践の期間です。 彼岸会とは? 春分の日を中日として、前後3日間を合わせた7日間が「春季彼岸会」です。この期間は、ご先祖さまを偲び、仏道に心を向ける大切な仏教行事です。「彼岸」とは、迷い... -
龍眞院 釋大智の法話
心が清らかであれば、世界も澄み渡る|【公式】お坊さん@出張®︎
私たちの心が変われば、同じ世界でも見え方や感じ方が大きく変わるのです。 心即世界(しんそくせかい) 私たちの心が清らかで穏やかであれば、周囲の世界もまた澄み渡って見えます。逆に、心が乱れていると、どんなに美しい景色も霞み、周囲の人々の言葉... -
龍眞院 釋大智の法話
仏性を信じることで、安らぎが生まれる|【公式】お坊さん@出張®︎
まず自分自身の心が清らかであることが大切です。 泥の中にある蓮の花 仏教では「すべての人が仏性(ぶっしょう)を持っている」と説きます。仏性とは、私たち一人ひとりの中に宿る仏となる可能性、すなわち清らかで尊い心の本質のことです。日々の生活の... -
龍眞院 釋大智の法話
心を空(くう)にして、すべてを受け入れる|【公式】お坊さん@出張®︎
執着に気づいた瞬間、執着の力は弱まります。 空(くう)の心に近づく 私たちは、知らず知らずのうちに物事に執着し、こだわりを持って生きています。それは人間の自然な心の働きかもしれません。しかし、その執着が強くなると、かえって苦しみを生み出すこ... -
龍眞院 釋大智の法話
仏様とのつながりを大切にしよう|【公式】お坊さん@出張®︎
すべてのご縁は仏様のはたらきによって結ばれています。 決して一人ではない 私たちは、仏様や他者とのご縁によって生かされています。この世に生まれたことも、日々の生活の中で出会う人々も、口にする食べ物や手にする物品も、すべてが「仏縁」と言える... -
龍眞院 釋大智の法話
自分という枠を超えることで、智慧が生まれる|【公式】お坊さん@出張®︎
私たちの知識や価値観も、さまざまな人や環境との縁によって成り立っています。 自分の考えに固執しない 私たちは日々の生活の中で、無意識のうちに「自分の枠」を作り、その中で物事を判断しています。自分の経験や価値観を基準にして、良し悪しを決めた...