お坊さん@出張(龍眞院)– Author –
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龍眞院 釋大智の法話
仏の教えは、どこまでも私たちを支える|【公式】お坊さん@出張®︎
阿弥陀さまは「本願」のまことの願いをもって寄り添ってくださいます。 阿弥陀さまの救い 私たちの人生には、思いがけない「無常」の風が吹きます。大切な人との別れ、努力が実らない日々、自分を責めてしまう夜。そんなとき、心は孤独と不安に包まれ、何... -
龍眞院 釋大智の法話
水が形にとらわれないように、柔軟な心で生きる|【公式】お坊さん@出張®︎
仏さまは決して「忘れろ」とは言われません。大切なのは「とらわれないこと」。 岩の人・砂の人・水の人 水はどんな器にも合わせて形を変え、流れ続けます。この「水のような心」は、仏教の「無執着」という教えに通じます。こだわりや欲に縛られず、変化... -
龍眞院 釋大智の法話
形にとらわれず、真実を見る|【公式】お坊さん@出張®︎
目に見えるものは、やがて必ず壊れていくのです。 心眼(しんがん)とは 私たちは普段、目に見える形や言葉、肩書きなどに大きく心を奪われて生きています。立派な建物、美しい言葉、名誉ある称号など、形あるものは確かに目を引きます。しかし仏教では、... -
龍眞院 釋大智の法話
すべての人は仏に至る可能性を持つ|【公式】お坊さん@出張®︎
誰もが仏の子として尊い存在なのです。 仏に至る道とは この世に生まれた私たちは皆、仏となる種を心に宿しています。生まれや育ち、過去の過ちに関わらず、阿弥陀さまの光はすべての命に等しく注がれています。「私なんか…」と思う心にこそ、仏の慈悲が届... -
龍眞院 釋大智の法話
今ここに、すべてがある|【公式】お坊さん@出張®︎
今、この瞬間に心を向け、目の前のご縁を大切に生きることです。 一念三千(いちねんさんぜん) 人は生きる中で、過去の後悔や未来の不安にとらわれがちです。「あの時、ああしていれば…」と悔やんだり、「これから先どうなるのか」と心配したり。しかし、... -
龍眞院 釋大智の法話
自己を見つめ直し、真の自己を知る|【公式】お坊さん@出張®︎
他人と比べ続けることにより、苦しみが止むことはありません。 誰かと比べる必要はありません 仏教には「内観」という教えがあります。内観とは、外に向かう心を少し止めて、自分の心の内側をじっくりと見つめ直す時間のことです。私たちは日々、誰かと比... -
お布施総額を決めた理由
お布施はなぜ3万5千円?|お坊さん@出張のご縁を大切にした想い
京都市の出張法要での出来事 私が出張法要を始めた頃、お世話になりながら多くを学ばせていただいた某有名なお寺での出来事です。2009年の桜が散り始める頃でした。 ある日、そのお寺から法要を任されて京都市内へお参りしました。法要は「八回忌」でした... -
龍眞院 釋大智の法話
空の教えが、執着からの解放をもたらす|【公式】お坊さん@出張®︎
執着を強めれば強めるほど、望むものは離れていくのです。 固定観念が苦しみを生み出す 人は誰しも「こうあるべき」「これは正しい」と、自分の中に作り上げた固定観念に縛られて生きています。しかし、その固定観念こそが、強い執着の正体なのです。仏教... -
龍眞院 釋大智の法話
野に咲く花が見る者を和ませるように、笑顔が人を癒す|【公式】お坊さん@出張®︎
優しい笑顔を浮かべるだけで、美しく素敵に見えるものです。 心の奥から生まれる笑顔 誰に見せるためでもなく咲く野の花は、道ゆく人の心をふっと和ませてくれるものです。私たちの笑顔も、それと同じように自然と周りの人の心を癒してくれる力を持ってい... -
龍眞院 釋大智の法話
彼岸会(お彼岸とは)を解説 浄土真宗|【公式】お坊さん@出張®︎
沈む夕日を眺めながら、阿弥陀さまのお浄土へ思いを馳せる実践の期間です。 彼岸会とは? 春分の日を中日として、前後3日間を合わせた7日間が「春季彼岸会」です。この期間は、ご先祖さまを偲び、仏道に心を向ける大切な仏教行事です。「彼岸」とは、迷い...