お坊さん@出張(龍眞院)– Author –
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精進(しょうじん)
失敗を恐れるのではなく、失敗を通じて学ぶ心を育てましょう。 仏教の教えには、「精進(しょうじん)」という重要な徳目があります。これは、日々努力し、より良い自分を目指して行動を積み重ねることを意味します。しかし、精進とは単に成功だけを目指す... -
お仏壇の購入をお考えの方へ|お坊さんからアドバイス
大型仏壇について 立派な大型仏壇は見栄えも良いですが、日々のお掃除や維持管理が大変です。また、将来的に処分を検討する時には費用や手間もかかります。置き場所も必要ですので、その点をご理解の上でお選びください。 最近では、お仏壇の後継者問題を... -
内観の重要性について
今日一日、自分自身と向き合い、身近な人に優しさを持って接してみましょう。 仏教の教えである「内観」は、私たちに自分自身の心を深く見つめることの重要性を説いています。自己を内側から見つめることで、これまで気づかなかった感情や思考の流れに気づ... -
無我の心
無我を生きることは簡単ではありませんが、その実践を通じて、心は軽く、明るくなります。 「無我」とは、私たちが抱きがちな「自分」という固定観念から解き放たれることを意味します。仏教では、この「自分」という執着が苦しみの根源であると説かれてい... -
無常と執着について
子供たちのように、過去を「流し」、軽やかな心で「今」を生きる姿勢を心がけたいですね。 子供の頃は、相手と喧嘩しても「あっという間に仲直り」できる純粋さや柔軟性を持っていましたね。 けれど、大人になると経験や思考が増える分、相手の言動や自分... -
法要のお車代について
法要のお車代について 僧侶がお参りに伺う際、近隣のコインパーキングを利用する場合でも、その駐車料金は通常「お車代」に含まれております。ですので、別途お支払いいただく必要はございません。現代のお車代は、バイクや自転車、軽自動車や高級車など乗... -
浄土真宗 四十九日法要の会食について|御膳料とは?
四十九日法要の会食について 法要後の会食は「お斎(おとき)」と呼ばれます。 もともとは、法要に参列した方々と食事を共にし、故人を偲びつつ、仏縁を深める大切な時間とされてきました。 僧侶による読経が終わったあと、参列者をお招きし、お礼の気持ち... -
「一念無量」とは
自分の「一念」を大切にし、他者に善い影響を与える心を育む努力が必要です。 「一念無量」とは、一つの思いや心の動きが無限の広がりを持つことを表す言葉です。 この教えは、私たちの心がどれほど大きな影響を世界に及ぼすかを伝えています。 特に浄土真... -
49日法要の服装について|浄土真宗の僧侶が解説
【喪服での四十九日】 一般的に、四十九日法要では黒のフォーマルスーツやワンピースを着用するのがマナーとされています。男性は黒のネクタイ、女性はシンプルなパールのネックレスなどを身につけるのが一般的です。 ただし、フォーマルスーツや黒のネク... -
49日 中陰祭壇(後飾り祭壇)の 飾り方 |浄土真宗の場合
祭壇の飾り方(一段の場合) 一段の中陰祭壇(後飾り祭壇)は、ご自宅での四十九日法要などに多く使われるシンプルなお飾りです。 遺影やお位牌を置き、手前に香炉・お供物・お花・ローソクを整えて並べます。 どなたでも準備しやすい形でありながら、しっ...