MENU

無常と執着について

子供たちのように、過去を「流し」、軽やかな心で「今」を生きる姿勢を心がけたいですね。

子供の頃は、相手と喧嘩しても「あっという間に仲直り」できる純粋さや柔軟性を持っていましたね。

けれど、大人になると経験や思考が増える分、相手の言動や自分のプライドに執着してしまうことが多くなります。

「許せない」「忘れられない」という気持ちは、実は相手ではなく自分自身を縛ってしまうものなんです。

仏教では「無常」を説きます。すべての出来事は流れ去るもので、同じ状態は続きません。

そのことを思えば、過去のことに執着するのは、川の流れに逆らって進もうとするようなもの。

子供たちのように、過去を「流し」、軽やかな心で「今」を生きる姿勢を心がけたいですね。

どうしても気持ちが引きずられる時は、一息ついて「南無阿弥陀仏」と念仏を唱え、心を仏に委ねてみてください。

そのひと時が、新たな一歩を踏み出す力になるはずです。合掌🙏

今日の法話の内容は、日々の供養やお参りにも通じるものです。詳しくは[年忌法要ページ]をご覧ください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

目次