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すべての出会いには意味がある|【公式】お坊さん@出張®︎

私たち自身もまた、誰かにとっての「縁」の一部であることを忘れてはなりません。

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縁起(えんぎ)

私たちは日々、さまざまな人と出会い、多くの出来事を経験します。その中には、心温まる縁もあれば、思いがけず苦しみを伴う縁もあるでしょう。しかし、どのような出会いであっても、それには必ず意味があり、私たちの人生にとって必要なものなのです。

仏教では「縁起(えんぎ)」という教えがあります。これは、すべての物事は独立して存在するのではなく、さまざまな縁によって成り立っているという真理です。私たちが今ここに生きているのも、数え切れないほどの人々や出来事が繋がっているからこそ。そのご縁がなければ、私たちは今の自分として存在することはなかったでしょう。

時には、思い通りにならない人間関係や、受け入れがたい出来事に遭遇することもあります。しかし、それすらも私たちに何かを気づかせ、成長へと導いてくれる「必要な縁」なのです。仏教では、苦しみの中にこそ学びがあり、自己を磨く機会があると説かれています。だからこそ、どんな出会いにも意味を見出し、それを大切に受け止める心が必要なのです。

また、私たち自身もまた、誰かにとっての「縁」の一部であることを忘れてはなりません。自分が周りにどのような影響を与えているのかを考えながら、良き縁を紡いでいくことが大切です。

日々の出会いに感謝し、すべての縁を大切にすることで、私たちの人生はより豊かで意味深いものになっていきます。どんなご縁にも感謝しながら、今日という日を大切に生きていきましょう。

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

この法話は百箇日法要のご縁でもお伝えすることがあります。百か日は「卒哭忌(そっこくき)」とも呼ばれる大切な日です。

年回忌法要早見表をご覧いただくと、今年のご法要日程がすぐに分かります。

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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