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恐れを手放せば、自由が手に入る|【公式】お坊さん@出張®︎

過去の後悔や未来の不安にとらわれず、今、自分ができることに集中する。

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恐れを手放すと心は自由になる

恐れとは、私たちの心が作り出した幻想です。「失敗したらどうしよう」「人から否定されたらどうしよう」といった不安は、過去の経験や未来への想像から生まれるものですが、その多くは現実には起こっていません。それにも関わらず、私たちは恐れに支配され、本来の自由な心を閉ざしてしまいます。

仏教では、「執着が苦しみを生む」と説かれます。恐れは、ある意味「自分を守ろうとする執着」でもあります。しかし、その執着がかえって心を縛り、行動を制限し、人生を窮屈にしてしまうのです。では、どうすれば恐れを手放せるのでしょうか?

まず、「今ここ」に意識を向けることが大切です。過去の後悔や未来の不安にとらわれず、今、自分ができることに集中する。禅の教えに「日々是好日(にちにちこれこうじつ)」という言葉があります。どんな日であっても、それを受け入れ、今を生きることで心は安らぎます。

また、阿弥陀仏の大いなる慈悲に身を委ねることも、恐れを手放す大きな力となります。私たちがどんなに不安を抱えていても、阿弥陀仏は常に私たちを見守り、救いの手を差し伸べてくださっています。そのことを信じ、安心して生きることで、心は軽くなり、自由を得ることができます。

恐れを手放し、一歩を踏み出すことで、新たな可能性が開けます。執着せず、流れに身を任せることで、心の自由を感じることができるのです。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

この法話は遷座法要のご縁でもお伝えすることがあります。引っ越しや新築で仏壇を移す時には、心を込めて行うご供養があります。それは遷座法要です。

年回忌法要早見表をご覧いただくと、今年のご法要日程がすぐに分かります。

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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