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心は鏡のごとく、清らかにすればすべてを映す|【公式】お坊さん@出張®︎

日常の中で意識的に心を整える習慣をつくることも大切です。

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心を整えて清らかに過ごす

心は曇りのない鏡のようなもの。埃や汚れがつけば、本来の姿を映すことはできません。しかし、そっと拭き清めれば、すべてがありのままに映し出されます。私たちの心も同じで、焦りや怒り、欲望に乱されると、物事の本質が見えなくなってしまいます。反対に、心が静まると、自分の気持ちや周囲の状況を正しく受け止めることができるのです。

例えば、忙しい時や焦る場面では、つい余計なことを考えてしまいがちです。「このままでは間に合わない」「どうしてこんなことになったのか」と思考が乱れ、目の前のことに集中できなくなります。しかし、そんな時こそ一度立ち止まり、心を整えることが大切です。深く息を吐き出し、「今、自分は何をすべきか」と落ち着いて考えるだけでも、心の波は静まり、正しい判断ができるようになります。

また、日常の中で意識的に心を整える習慣をつくることも大切です。たとえば、話す前に一呼吸おく、相手の話を最後まで聞く、食事の時に味わいながらゆっくり食べる。こうした小さな行動が、心の落ち着きを養い、物事を正しく見る力を育てます。

心の静けさは、無理に作り出すものではなく、日々の積み重ねの中で自然と生まれてくるものです。心を落ち着ける習慣を身につければ、どんな状況でも冷静に対処できるようになり、穏やかな毎日を送ることができるでしょう。

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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