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泥水が静かになると、底が見える|【公式】お坊さん@出張®︎

心の底にも仏の光が差し込んでいるのです。

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心の静けさ「ゆっくり、じっくり」

私たちの心は、まるで泥水のようなものです。日々の忙しさや不安、怒りや焦りなどでかき乱されると、心は濁り、目の前の真実が見えなくなってしまいます。そんな時こそ大切なのが、禅定(ぜんじょう)の教え。これは仏教でいう心の静けさ、つまり内面を整える修行です。

私自身も、一度心がざわつき始めると、思考が次々と湧き出し、どんどん心が乱れてしまうことがあります。そんな時は、その思考に引きずられないように、一旦すべてを手放し、あえて違うことに意識を向けて、心を沈めるようにしています。すると不思議と心が落ち着き、冷静な判断ができるようになります。

仏さまの教えは、「静けさ」に身をゆだねることから始まります。呼吸を整え、ほんの数分でも静かな時間を持つこと。それが、心の濁りを落ち着かせ、奥底にある願いや本当の自分と出会うきっかけになります。

泥水の底が見えるように、心の底にも仏の光が差し込んでいるのです。

大切なのは、焦らずに待つこと。静けさは急には訪れません。だからこそ、仏道の歩みは「ゆっくり、じっくり」。その歩みの中にこそ、真の安心と出遇いがあるのです。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

この法話は四十九日法要のご縁でもお伝えすることがあります。仏教では亡き方を偲ぶ最初の大きな法要が49日です。

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浄土真宗本願寺派の正式僧侶が対応する「出張お坊さん」。安心・丁寧な読経で、葬儀・法要をお任せいただけます。

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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