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菩提とは何か 〜悟りの光に照らされて〜|【公式】お坊さん@出張

悟りとは、念仏する私たちすべてに開かれているものなのです。

目次

日常生活で菩提に至る

仏教で「菩提」とは、煩悩を超えて真理に目覚めた「悟り」のことを言います。

私たちは日々、迷いや悩み、欲や怒りの中に生きていますが、そんな私たちにこそ、阿弥陀仏の本願の光が注がれています。

親鸞聖人は、自らの力で悟りを得るのではなく、仏さまの大いなる慈悲によって、誰もが必ず菩提に至ると教えてくださいました。

つまり、悟りとは特別な修行者だけのものではなく、念仏する私たちすべてに開かれているものなのです。

菩提は遠くにある高い山の頂ではなく、今ここで私たちを包み、照らしてくださっている仏の光そのもの。

その光に照らされながら歩む道が、念仏の道です。

だからこそ私たちは、自分の力不足を嘆くのではなく、阿弥陀さまの光に身をゆだねて、素直な心で生きていくことが大切です。

そこにこそ、真の安心と喜びがあるのです。

そして、たとえ悩みや苦しみの中にあっても、「私も仏に成る道の中にいる」と気づくことができれば、その歩みはすでに仏道そのもの。

何気ない日常の中でこそ、仏さまの光がそっと私たちを包んでくださっているのです。

その光に感謝し、今日も一歩を踏み出していきましょう。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

この法話は四十九日法要のご縁でもお伝えすることがあります。ご供養の中でも特に重んじられるのが49日です。

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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