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【無常と執着】手放せない心が生み出す苦しみの正体|お坊さん@出張

手放すことは、決して失うことではありません。

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周りの状況は変わります

苦しみの多くは、手放せない心から生まれると言われます。私たちは日々、「こうであってほしい」「失いたくない」という思いを抱きながら生きています。しかし、その思いが強くなるほど、現実とのズレに心は縛られ、苦しみへとつながっていきます。

そもそも、失いたくないと感じているものも、もとは自分の中には無かったものです。それでも一度手にすると、そこに情が生まれ、手放すことが難しくなっていきます。人との関係や大切な物、築き上げてきた環境も同じです。

しかし、最初は必要だと思っていた人間関係や物も、その時のまま、今も同じ意味を持ち続けているでしょうか。あるいは、時とともに、その役割や距離が変わってきているのかもしれません。

自分の気持ちは変わっていないつもりでも、周りの状況は少しずつ移り変わっています。その変化に気づかず、過去のままを求め続けることで、苦しみが生まれてしまうのです。

だからこそ大切なのは、「変わってしまったこと」を嘆くのではなく、「変わっていくものの中で生きている自分」に気づくことです。その気づきが、心を少しずつやわらかくしてくれます。

そんな時は、少し執着を離れ、遠くから自分の状況を見つめてみることが大切です。そうすることで、これまで見えなかったものに気づき、心は少しずつ軽くなっていきます。

手放すことは、決して失うことではありません。それは、新たなご縁を受け取るための余白をつくることでもあります。執着を離れた先には、穏やかな安心と、新しい歩みが待っているのかもしれません。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

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