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シワの中にある本当の価値に気づく|【公式】お坊さん@出張®︎

本当に大切なのは、その人の内にある心の深さではないでしょうか。

目次

年齢を重ねると智慧が増える

たたみじわのついたシャツを見て、「もう少しきれいにしてから着よう」と思うことはないでしょうか。私たちはつい、見た目の整いを基準に物事を判断してしまいがちです。しかし、そのシャツを着てくれる人がいるという事実に目を向けると、そこにはすでに大切なご縁があることに気づかされます。

仏教では、「あることそのもの」に目を向けることの大切さが説かれています。足りないものや欠けている部分ではなく、今ここにあるものに気づくこと。それによって、私たちの心のあり方は大きく変わっていきます。

シワのあるシャツでも、着るものがない状況を思えば、それはとてもありがたい一枚です。そのシャツがあるからこそ、外に出て働くことができ、人と関わり、日々の生活が成り立っています。見た目の美しさだけで価値を決めてしまうと、本当に大切なものを見失ってしまうかもしれません。

これは人にも同じことが言えます。年齢を重ねると、顔や手にはシワが増えていきます。しかしその一つ一つは、これまでの人生を歩んできた証でもあります。喜びや悲しみ、苦しみや乗り越えてきた経験の積み重ねが、その人の内側に深い智慧を育てているのです。

私たちはつい若さや見た目の良さに価値を見出しがちですが、本当に大切なのは、その人の内にある心の深さではないでしょうか。表面ではなく、その奥にあるものに目を向けるとき、人との関わり方も優しく変わっていきます。

完璧でなくてもいい。不揃いでもいい。今ここにあるもの、今ここにあるご縁に気づき、それを大切にしていく。その積み重ねが、私たちの心を穏やかにし、周りの人との関係をあたたかくしていくのです。

日々の中で見落としがちな小さな価値に気づくこと。それこそが、仏教の教えが私たちに示してくれている大切な視点なのかもしれません。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

この法話は49日法要や入仏慶讃法要のご縁でもお伝えすることがあります。
仏教では亡き方を偲ぶ最初の大きな法要が49日です。

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

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