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思い込みの落とし穴 ― 正しく見ることが人生を変える ―

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正しく見ることができれば、正しく考えることができます。

目次

正見・正思惟とは

私たちは長い人生の中で、多くの経験を積み重ねてきます。その経験は知恵となり、人生を支えてくれる大切な財産です。しかし一方で、その経験が「これはこういうものだ」という思い込みや固定観念となり、新しい物事を正しく見る妨げになることもあります。

近年は、昭和・平成・令和と時代が大きく変化し、働き方や人との付き合い方、物に対する価値観まで大きく変わってきました。

昭和の時代には当たり前だったことが、令和では通用しないことがあります。

反対に、令和の価値観だけでは見落としてしまう、昔から大切に受け継がれてきた教えもあります。

だからといって、どちらが正しく、どちらが間違っているという話ではありません。

大切なのは、「昔だから正しい」「新しいから正しい」と決めつけることではなく、今目の前で起きていることをありのままに受け止めることではないでしょうか。

仏教には正見(しょうけん)という教えがあります。

正見とは、自分の思い込みや先入観にとらわれることなく、物事をありのままに正しく見ることです。

そして、その正しく見た事実をもとに、どのように考え、心を向けていくのかを説いた教えが正思惟(しょうしゆい)です。

私たちは、自分では正しく見ているつもりでも、実際には過去の経験や固定観念という色眼鏡を通して物事を見てしまうことがあります。そのため、相手の考えを理解できなかったり、新しい時代の変化を受け入れられなかったりすることも少なくありません。

だからこそ、一度立ち止まり、「自分の考えは思い込みではないだろうか」と振り返ることが大切です。

正しく見ることができれば、正しく考えることができます。そして、正しく考えることができれば、日々の暮らしも少しずつ穏やかに変わっていくでしょう。

時代はこれからも変わり続けます。しかし、どの時代であっても、自分の思い込みに気づき、物事をありのままに見つめようとする心は、決して色あせることはありません。

思い込みにとらわれるのではなく、今目の前で起きていることをありのままに見つめ、正しく考えながら日常生活を送ることが、より良い人生への一歩となるのではないでしょうか。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

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