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もっと大切にしておけばよかった|【公式】お坊さん@出張®︎

失った経験から何を受け取り、その後をどう生きるかは、今を生きる私たちに残されています。

目次

生き方を育ててくれる大切なご縁

何かを失ったあとで、そう思った経験のある方も少なくないのではないでしょうか。

物も、人とのご縁も、健康も、いつもそばにある時には、それが当たり前のように感じられます。ところが、なくなって初めて、その存在にどれほど支えられていたのか、そのありがたさに気づくことがあります。

そして、「あの時もっと大切にしていれば」「もう少し丁寧に向き合っていれば」と後悔することもあります。

けれど、その後悔を過去への苦しみだけで終わらせる必要はありません。

仏教では、すべてのものは因縁によって生じ、絶えず移り変わっていくと説かれます。どれほど大切なものでも、いつまでも同じ姿のまま、そばにあり続けるとは限りません。

失ったものを元に戻すことはできなくても、失ったことで気づいた大切さまで失う必要はないのです。

一度失ったからこそ、次に出会えたもののありがたさが分かると同時に、今あるかけがえのないご縁のありがたさにも気づくことができる。

一度後悔したからこそ、今度は丁寧に向き合おうと思える。そして丁寧に向き合うことで、これまで当たり前だと思って見過ごしていた優しさや支え、その奥にある大切なものまで見つめられるようになるのかもしれません。

失うことは、決して望むものではありません。しかし、失った経験から何を受け取り、その後をどう生きるかは、今を生きる私たちに残されています。

過去の自分を責め続けるのではなく、そこで生まれた気づきを、今あるご縁へ、そしてこれから出会うご縁へとつないでいく。

「あの時もっと大切にすればよかった」という後悔が、「今度は大切にしよう」という願いに変わった時、失った経験もまた、これからの生き方を育ててくれる大切なご縁となるのではないでしょうか。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

この法話は49日法要や百箇日法要のご縁でもお伝えすることがあります。
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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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