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沈黙が教えてくれる、心が整う場所|【公式】お坊さん@出張®︎

大切なのは、沈黙か言葉かを選ぶことではなく、その奥にある心の在り方です。

目次

沈黙できる心とは

私たちは不安になると、つい言葉を重ねてしまいます。説明し、正しさを示し、分かってもらおうとするほど、心は外へ向かい、かえって疲れてしまうことがあります。しかし沈黙できるとき、心はすでに争いの場から一段降りています。

沈黙とは、何も言わないことではありません。言葉を抑え込む我慢でもありません。自分の心で感じ取ったことと静かに向き合い、今目の前で起きていることを、そのまま受け取る姿勢です。そこでは、相手を変えようとする力みも、自分を守ろうとする緊張も、自然とほどけていきます。

日常の中では、沈黙が必ずしも正解とは限りません。夫婦や親しい関係では、思いを言葉にしてぶつけ合うことが、信頼を深める大切なコミュニケーションになる場合もあります。大切なのは、沈黙か言葉かを選ぶことではなく、その奥にある心の在り方です。

言葉巧みに語られる説明よりも、何も言わずに差し伸べられた手に救われた経験は、誰しも一度はあるのではないでしょうか。そのとき私たちは、言葉ではなく、心で受け取っています。

真実は、説明し尽くした先にあるのではありません。静まり返った心の中で、そっと気づかされるものです。沈黙できる心とは、何かを失った状態ではなく、すでに整い始めている心なのかもしれません。

沈黙の中では、自分の感情や相手の存在が、必要以上に歪められることなく見えてきます。言葉を減らすことで、かえって誠実さや思いやりが浮かび上がることもあるでしょう。沈黙は逃げではなく、心を丁寧に扱おうとする一つの智慧なのです。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

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