
「もう少し家族との時間を大切にしよう」と気づくこともあります。
心を静かに見つめる時間
忙しい毎日の中で、私たちは「何かをしていないといけない」と思いがちです。
予定をこなし、仕事を終わらせ、次のことを考えながら、気づけば一日があっという間に過ぎていきます。
しかし、仏教の教えから見れば、何もしない時間もまた、心を養う大切な時間です。
ずっと走り続けていると、周りの景色を見る余裕がなくなってしまいます。
立ち止まることなく進み続けていると、自分の心の状態にも気づきにくくなってしまうものです。
少し立ち止まり、静かな時間を過ごしてみると、不思議と心が落ち着いてきます。
そして、その静かな時間の中で、日常生活の中での自分の間違いに気づくこともあります。
「あの時、あの言い方は良くなかったかもしれない」
「もう少し相手の気持ちを考えればよかった」
そんな反省の気持ちが、自然と心に浮かんでくることもあるでしょう。
また、これから新しくやってみたいことが、ふと心に思い浮かぶこともあります。
忙しい時には考えもしなかったような新しい発想や、小さな希望が、静かな時間の中で芽生えることもあるのです。
さらに、「もう少し家族との時間を大切にしよう」と気づくこともあります。
日々の忙しさの中では見えなくなってしまっていた大切なことに、静かな時間が気づかせてくれるのです。
仏教では、心を静かに見つめる時間の中から智慧が生まれると教えられています。
それは特別な修行だけではなく、日常生活の中でほんの少し立ち止まることでも育まれていくものです。
何もしない時間は、決して怠けている時間ではありません。それは、自分の心を見つめ直し、大切なことを思い出し、これからの歩みを整える時間です。
忙しい毎日の中だからこそ、ほんの少しでも「何もしない時間」を持ってみてください。その静かな時間が、また穏やかな心で歩んでいく力を、そっと育ててくれることでしょう。合掌🙏
次回の法要までの間、日々の暮らしの中で仏さまの教えに触れられる法話を発信してまいります。どうぞお身体を大切に、穏やかな日々をお過ごしください。
「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」
この法話は四十九日法要や一周忌法要や三回忌法要などの年忌法要のご縁でもお伝えすることがあります。
49日はご家族が集まり、感謝とお別れを偲ぶ大切な時です。
亡き方を偲ぶ心は、自然と年忌法要にも表れていきます。[年忌法要ページ]をご参照ください。
年回忌法要早見表をご覧いただくと、今年のご法要日程がすぐに分かります。
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