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心を曇らせる嘘と、心を照らす優しさ|【公式】お坊さん@出張®︎

「今の自分はどんな心で話しているのか」と立ち止まって見つめることが大切です。

目次

正当化の嘘と慈悲の方便

自分を守るための嘘は、心を曇らせやすいものです。

その場を乗り切るための言葉であっても、後になって自分の心に重く残ることがあります。他人との討論の中で、自分を正当化したくなることがあります。

また、世間の目を気にして、本当の思いとは違う言葉や行動をとってしまうこともあります。それもまた、自分を守るための嘘となり、知らず知らずのうちに心を曇らせてしまうのかもしれません。

嘘を重ねるほど、本当の自分との距離は広がり、心はどこか落ち着かなくなっていきます。

一方で、相手を思いやる中で、すべてをそのまま言わない優しさもあります。誰かを傷つけないために言葉を選ぶことは、嘘というよりも慈悲のあらわれであり、仏教でいう「方便」ともいえるでしょう。

大切なのは、その言葉が「自分を守るため」なのか、それとも「相手を思う心」から出ているのかを見つめることです。同じ“言わない”という行いでも、心の向きが違えば、その意味は大きく変わります。

自分を守るための嘘は心を閉ざし、相手を思う言葉は心を開いていきます。

仏教では、自分の心のあり方を見つめることを大切にします。外からは同じように見える行いでも、その内側にある心が違えば、その行いの意味も大きく変わっていきます。

日常の中で、つい言葉を取り繕ってしまうことは誰にでもあります。しかし、その一つ一つの言葉に気づき、「今の自分はどんな心で話しているのか」と立ち止まって見つめることが、心を整える大切なご縁となります。

すぐに正直になれない時もありますが、少しずつでも本当の気持ちに向き合うことが、心の曇りを晴らす一歩となるのです。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

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