
どのような状況であっても、小さくてもよいので希望を持ち続けることが大切です。
意業というのは心の行い
今日の行いが、明日の自分を作る。
仏教ではこれを「因果の道理」と教えられています。自分の行いはやがて自分に返ってくる。このことを「自業自得」とも言います。
しかし、ここで大切にしたいのは、目に見える行動だけではありません。その行いを生み出しているのは、日々どのような思いを持って生きているのかという「心のあり方」です。
どのような希望を抱いて今日を過ごすのか。その希望こそが、私たちの心の中で行いを生み出す力となります。仏教では、心のはたらきもまた大切な行いであり、「意業」と呼ばれています。つまり、こうありたいと願う心そのものが、すでに未来へとつながる一歩なのです。
人は希望があるからこそ前を向き、努力し、困難の中でも歩みを止めずに進むことができます。もし希望を失ってしまえば、行いそのものが止まり、因果の流れも途切れてしまうでしょう。
だからこそ、どのような状況であっても、小さくてもよいので希望を持ち続けることが大切です。その一つひとつの思いが行いとなり、やがて自分の未来を形づくっていきます。
うまくいかない日や思い通りに進まない時こそ、どのような希望を持ち直すかが大切です。その心の向きが変わることで、次の一歩の質も変わっていきます。結果だけにとらわれるのではなく、今どのような心で歩んでいるのかを見つめることが、自分自身を支える力となるのです。
明日は突然やってくるものではなく、すでに今日の心の中から静かに育まれています。だからこそ、今日という一日をどのような希望で満たすのかが、何よりも大切なのではないでしょうか。
希望は、今日を静かに支えてくれる力そのものです。合掌🙏
「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」
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故人が亡くなられて初めて迎えるお盆を「初盆」といいます。
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