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心の曇りに気づく時 ― 不安に包まれた時こそ休むことの大切さ

仏教では、「一切唯心造(いっさいゆいしんぞう)」という言葉があります。

目次

心を休ませることが大切

私たちは、心が元気な時には、何気ない景色にも温かさを感じ、人の優しさにも自然と気づくことが出来ます。

しかし、疲れが積み重なり心に余裕がなくなってくると、同じ景色を見ていても、どこか暗く曇って見えてしまうことがあります。

本当は親切で言ってもらえた言葉なのに、嫌味のように感じてしまったり、「自分は嫌われているのではないか」と不安になってしまうこともあります。

また、何の変化もなく、誰からも何も言われていないのに、

「自分だけが辛い」

「頑張っても意味がない」

「もう駄目かもしれない」

そのような気持ちに包まれてしまう時も少なくありません。

仏教では、「一切唯心造(いっさいゆいしんぞう)」という言葉があります。

これは、“今見えている世界は、自分の心の状態によって大きく変わる”という教えです。

つまり、心が疲れている時には、現実そのものが暗いのではなく、心の曇りによって、世界までも暗く見えてしまうことがあるのです。

だからこそ、苦しい時に無理を重ね続けることだけが正しいのではありません。

「もっと頑張らなければ」

「休んではいけない」

そのように自分を追い込み続けるよりも、まずは心を静かに休ませることが大切なのかもしれないですね。

ゆっくり眠ること。

好きな音楽を聴くこと。

温かいお茶を飲むこと。

誰かと少し話をすること。

その小さな休息が、曇っていた心を少しずつ和らげ、見えなくなっていた光を取り戻してくれることがあります。

曇り空の向こうに太陽があるように、私たちの心にも、本来の明るさが必ず残されています。焦らず、少しずつ。まずは心を休ませることを大切にしたいものですね。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

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このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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