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苦しみを消そうとするほど、心は縛られていく|お坊さん@出張®︎

静かに向き合うことで、苦しみの根っこに気づけることがあるのです。

目次

今まで見えなかったもの

私たちは苦しみを感じた時、どうにかして早く消したいと思います。

「忘れたい」

「気を紛らわせたい」

「今だけでも楽になりたい」

そう思うことは、決して悪いことではありません。

ですが、苦しみから逃げようとするほど、かえってその苦しみに心が縛られてしまうことがあります。

寂しさや不安を埋めようとして、必要以上に買い物をしてしまったり、望まない遊びや刺激に心を向けてしまうこともあります。

その瞬間は少し気が紛れるかもしれません。ですが、根本の苦しみが解決されないまま、後になって虚しさや後悔が残ってしまうこともあるのです。

仏教では、「苦しみを無理に消そうとしない」ということを大切にしています。

まずは、「今、自分は苦しいんだな」と静かに受け止めること。苦しみを否定せず、自分自身に優しく寄り添うことが大切なのだと思います。

すると不思議なことに、張り詰めていた心が少し和らぎ、今まで見えなかったものが見えてくることがあります。

「本当は何に苦しんでいたのか」

「何を恐れていたのか」

「何を求めていたのか」

静かに向き合うことで、苦しみの根っこに気づけることがあるのです。

苦しみは、すぐに消えるものではないのかもしれません。ですが、受け止め方が変わることで、心の重さが少し軽くなることがあります。

逃げ続けるのではなく、静かに向き合う勇気を持つこと。その一歩が、苦しみを乗り越える大切なご縁になるのかもしれないですね。合掌🙏

次回の法要までの間も、日常の中で心が少し軽くなるような法話を発信してまいります。どうぞお身体を大切にお過ごしください。

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

この法話は四十九日法要や遷仏法要のご縁でもお伝えすることがあります。
ご供養の中でも特に重んじられるのが49日です。

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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