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「人情の灯火を失わないために」|【公式】お坊さん@出張®︎

人情の灯火だけは失わずにいたいものですね。

目次

優しさは温かいご縁の輪

困った時にかけてもらった優しい言葉や、そっと差し伸べてもらった手は、何年経っても心に残るものです。

人は苦しい時ほど、その温もりに救われます。順調な時には気づけなかった優しさも、心が弱っている時には深く身に沁みるものです。

だからこそ、人は「支えられて生きている」ということを、苦しみを通して知るのかもしれません。

最近は、見知らぬ人に声を掛けることや、逆に声を掛けられることに、不安や抵抗を感じる時代になったようにも思います。昔のように気軽に助け合うことが難しくなり、人との距離感に悩む場面も増えました。

ですが本来、人は一人では生きていけません。家族、友人、職場、ご近所、そして名も知らない誰か…。私たちは多くのご縁に支えられながら生きています。

仏教では、「縁」という教えを大切にします。

今こうして出会うことも、支え合うことも、決して当たり前ではなく、さまざまなご縁が重なった結果なのです。

困っている時ほど、「助けてください」という一言は、なかなか口に出せないものです。

強がってしまったり、迷惑を掛けたくないと思ったり、自分の中に閉じ込めてしまうこともあります。だからこそ、その苦しみに先に気づき、そっと声を掛けられる優しさを大切にしたいですね。

何気ない一言に救われることもあれば、ただ隣にいてくれるだけで、安心できることもあります。

優しさとは、大きなことをすることではなく、「あなたを気に掛けていますよ」という想いなのかもしれません。

人に与えた優しさは巡り巡って、また誰かの心を支えていきます。小さな思いやりが、人から人へと受け継がれ、やがて温かいご縁の輪になっていくのでしょう。

いつの時代になっても、人情の灯火だけは失わずにいたいものですね。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

この法話は49日法要や入仏式のご縁でもお伝えすることがあります。
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このような思いで、日々お参りに伺っております。よろしければ、私の信条についてもご覧ください。

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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