MENU

尊重と現代社会|【公式】お坊さん@出張®︎

誰かの立場に立って物事を見つめてみましょう。

目次

尊重の心を大切にしましょう

今の時代は「自分の気持ちを大切に」という言葉がよく聞かれます。それはもちろん大切なことですが、自分の心ばかりを優先すると、気づかぬうちに他人との間に壁を作ってしまうことがあります。仏教では「尊重」とは、相手の存在そのものを認め、思いやりをもって接することだと説かれています。

たとえば、意見の違う人に対して、すぐに否定や反発をするのではなく、「この人にもこの人なりの思いがあるのだな」と、いったん受け止めてみる。そうした心の姿勢が、仏の教えにかなう「つながる心」なのです。

優しさとは、何か特別なことをする必要はありません。「おはよう」の一言や、すれ違うときの笑顔。そんな小さな行動にも、尊重の心は表れます。むしろ、何気ない日常にこそ、仏の心が宿るのかもしれません。

今日一日、誰かの立場に立って物事を見つめてみましょう。ほんの少し自分の心を開くだけで、人との距離は驚くほど近くなります。私たちは皆、仏さまの教えを通して、あたたかなつながりの中に生きているのです。

自分だけの世界に閉じこもらず、他者と響き合う心を育てること。それが、仏の教えに生きる私たちの大切な実践なのです。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

この法話は一周忌法要のご縁でもお伝えすることがあります。亡き方を偲ぶ心は、自然と年忌法要にも表れていきます。[年忌法要ページ]を参照してください。

年回忌法要早見表をご覧いただくと、今年のご法要日程がすぐに分かります。

法要や法事の日程のご相談も承ります。信頼できる浄土真宗本願寺派のお坊さんが法要を厳修いたします。

この記事が心に響いたら、シェアしていただけると嬉しいです。

この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

目次