
少し心を休めるだけで、見えてくる景色が変わるように感じられることがあります。
心を休ませてあげて
心が荒れる時ほど、実は心が疲れているのかもしれません。
日々の生活の中で、イライラしたり、不安になったり、時には自分でも驚くような想いが浮かんでくることがあります。そのような時、私たちはつい外側に原因を求め、「あの人のせいだ」「環境が悪い」と考えてしまいがちです。
しかしよく振り返ってみると、同じような出来事でも、心に余裕がある時は受け流せていることがあります。気分が良い時には気にならない言葉が、心が疲れている時には深く突き刺さり、必要以上に自分を責めてしまうこともあるでしょう。
仏教では、怒りや不安といった心の動きも、決して悪いものとして切り捨てるのではなく、「今の自分の状態を知らせてくれるもの」として受け止めていきます。つまり、心が荒れているということは、「少し休んでください」という自分自身からの大切なサインなのです。
些細なことが気になり出した時は、無理に気持ちを整えようとするのではなく、まずは少し立ち止まり、心を休ませてあげてください。
少し心を休めるだけで、見えてくる景色が変わるように感じられることがあります。それまで抱えていた不安や重たい想いも、ふっと和らぎ、「あれほど気にしていたのは何だったのだろう」と思えることもあるでしょう。
私たちはつい頑張りすぎてしまい、自分の心の声に気づけなくなってしまうことがあります。だからこそ、「今、自分は疲れているのかもしれない」と優しく気づいてあげることが大切です。
急がず、無理に整えようとせず、ただ気づいてあげる。そのひとつの気づきが、荒れた心を静かに鎮め、穏やかな日常へと導いてくれるのだと思います。合掌🙏
「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」
この法話は初盆法要や盂蘭盆会のご縁でもお伝えすることがあります。
故人が亡くなられて初めて迎えるお盆を「初盆」といいます。
盂蘭盆会は心を清め、仏縁を深める大切な日です。
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