
一人で背負い続けることだけが強さではありません。
ご縁に頼ることも大切
頼るのが苦手な自分。迷惑をかけたくない、弱く見られたくない….そんな思いから、つい一人で抱え込んでしまうことがあります。
けれど仏教では、私たちは多くのご縁に支えられて生きている存在だと教えられます。自分一人で成り立っているように思えても、実際には数えきれない人や環境の支えの中で、今の自分があるのです。
ご縁に頼ることも大切です。頼ることは、すべてを抱え込んでもらうことではありません。自分の力だけでは届かないところを、ご縁によって補っていただき、そこから学ばせていただくことでもあります。そこには、自分を低くすることではなく、むしろ視野を広げる大切な機会があるのです。
誰かに頼ることは勇気がいります。しかし、その一歩によって新たな気づきや支えに出会い、心が少し軽くなることがあります。人は一人で完結する存在ではなく、関わりの中で育まれていく存在なのだと、あらためて感じさせられます。
そして、その学びを受け取り、今度は自分が誰かに手を差し伸べる。それもまた、一つの恩返しです。そのつながりが、やがて助け合いとなり、見えないところで人と人とを結び続けていきます。
一人で背負い続けることだけが強さではありません。ご縁に心を開き、支えられていることに気づくこともまた、大切な強さです。頼ることの中にこそ、新たな学びと優しさが生まれていくのかもしれません。合掌🙏
次回の法要までの間も、日々の暮らしの中で心を整える法話を発信してまいります。皆さまとのご縁に感謝しつつ、どうぞ健やかにお過ごしください。
「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」
この法話は四十九日法要や建碑法要のご縁でもお伝えすることがあります。
故人が仏様の御国に往生される大切な節目が「四十九日法要」です。
ご先祖様をお祀りする新しい墓碑に感謝を込めて建碑法要を行います。
年回忌法要早見表をご覧いただくと、今年のご法要日程がすぐに分かります。
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浄土真宗本願寺派の正式僧侶である私が、責任をもってお参りいたします。