
心が整うと、見える景色も、発する言葉も自然と変わっていきます。
心を休めることが大切
つい感情で話してしまう時こそ、自分の心の状態がそのまま言葉に現れています。
仏教でいう「正語」とは、正しい言葉を使うことですが、それは単に丁寧に話すことではありません。どれほど言葉を整えても、心が乱れていれば、その響きはどこかに違和感として伝わってしまうものです。
心が疲れているとき、言葉はまとまらず、自分の想いとは違う形で伝わってしまうこともあります。それは本来の自分の力が足りないのではなく、心が疲れている一時的な状態なのかもしれません。
また、嫌なことを思い出して、ネガティブな思いに引き込まれてしまう時もありますが、それも心の疲れの表れのひとつです。普段なら気にならないことでも、疲れているときには大きく感じられ、心が同じところを行き来してしまいます。
そのような時には、無理に言葉を整えようとするのではなく、一度立ち止まり、心を休めることが大切です。空を見上げ、深呼吸するそのひとときや、時には一日ゆっくりと休むことが、乱れていた心を静かに整えてくれます。
そして、心が整うということは、特別な何かを加えることではなく、本来の自分のあり方に静かに戻っていくことなのかもしれません。無理に変えようとしなくても、整った心は自然とやわらかな言葉を生み出してくれます。
心が整うと、見える景色も、発する言葉も自然と変わっていきます。正語とは、正しい言葉を整った心から伝えることなのかもしれません。合掌🙏
次回の法要までの間、日常の中で心を整える小さな気づきの法話を発信してまいります。どうぞ無理をなさらず、穏やかな毎日をお過ごしください。
「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」
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