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『大丈夫』の奥にある涙を見つめる慈悲|【公式】お坊さん@出張®︎

目の前の人の「大丈夫」の奥にある心にも、そっと寄り添える人でありたいですね。

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相手の苦しみに寄り添う心

「大丈夫です。」

私たちは日常の中で、何気なくこの言葉を使っています。しかし、その言葉の奥には、誰にも見せていない苦しみや不安が隠れていることがあります。

本当は疲れている。

本当は助けてほしい。

でも、周囲に迷惑を掛けたくない。

心配を掛けたくない。

そんな想いから、無理を重ねながら笑顔を作っている方も少なくありません。特に責任感が強い人ほど、自分の苦しみを後回しにしてしまうことがあります。

家族のため。仕事のため。周囲の期待に応えるため。気がつけば、自分の心の悲鳴にすら気づけなくなってしまうのです。

だからこそ私たちは、表面の言葉だけを見るのではなく、その人の背景にある想いや日々にも目を向けてみたいですね。

苦しそうにしている人を見た時、

「この方のことを大切に想う人がいる。」

そう心に浮かべるだけで、見え方が変わることがあります。

誰かにとって大切な存在。

誰かが帰りを待っている存在。

誰かを支えながら、必死に頑張っている存在。

そう思えた時、「頑張ってください。」ではなく、

「無理してない?」

「大丈夫?」

という優しい言葉が自然に出てくるのではないでしょうか。

仏教では「慈悲」とは、相手の苦しみに寄り添う心だと教えられています。特別なことをする必要はありません。すべてを解決出来なくても良いのです。

ただ、相手の見えない涙に気づこうとすること。その心こそが、仏様の慈悲へと繋がっていくのだと思います。

忙しい毎日の中だからこそ、目の前の人の「大丈夫」の奥にある心にも、そっと寄り添える人でありたいですね。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

この法話は49日法要や祥月命日法要のご縁でもお伝えすることがあります。
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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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