
小さな一歩でも、昨日より前へ進んでいるなら、それは立派な成長です。
自分の歩幅で一歩ずつ歩む
私たちは日々、知らず知らずのうちに人と比べながら生きています。
「あの人は凄いな…」
「自分はまだまだだ…」
「あんな風になれない…」
そのように周りばかりを見ていると、心が苦しくなり、自分自身の歩む道まで見失ってしまうことがあります。
ですが仏教では、他人と競い合うことよりも、「自分自身の心」と向き合うことを大切にしています。
昨日より少し優しくなれた。
昨日より少し感謝出来るようになった。
昨日より少し怒りを抑えることが出来た。
その小さな歩みこそが、本当の成長なのだと思います。
例えば、細い道を歩く時、周りの景色ばかり気にして足元を見ていなければ、安心して前に進むことは出来ません。
ですが、自分の足元をしっかり見つめながら歩けば、一歩一歩を丁寧に進むことが出来ます。
人生もまた同じなのかもしれません。人と比べることに心を奪われると、自分自身の歩みを見失ってしまいます。
ですが、「昨日の自分」と向き合いながら歩いていくと、小さな成長や変化に気づけるようになります。
大きく変わろうとしなくてもいい。
焦って誰かのようになろうとしなくてもいい。
小さな一歩でも、昨日より前へ進んでいるなら、それは立派な成長です。
仏道とは、誰かと競争する道ではなく、自分自身の心を見つめながら歩んでいく道なのだと思います。
今日もまた、自分自身の歩幅で、一歩ずつ丁寧に歩んでいきたいものですね。合掌🙏
次回の法要までの間も、日常の中で心を整える法話を発信してまいります。季節の変わり目ですので、どうぞご自愛ください。
「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」
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