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気づきは、新しい一歩|【公式】お坊さん@出張®︎

気づいたということは、昨日まで見えなかったものが、今日は見えているということです。

目次

執着に気づく大切さとは

私たちは、たくさんのご縁に支えられながら日々を過ごしています。

人との出会いや誰かの言葉、失敗や思い通りにならない出来事。その中で、「自分はまだまだだな」「もっと出来たのではないか」と、自分の至らなさに気づいて落ち込むこともあるでしょう。

しかし仏教では、自分の姿に気づかされることを、ただの落ち込みとして終わらせません。それまで見えていなかった自分の姿を知ることも、さまざまなご縁を通して仏さまから知らされる大切な仏縁なのです。

そして、気づいて見えてくるのは、自分の力不足や努力不足だけではありません。

「こうしなければならない」
「もっと頑張らなければならない」
「今までこうしてきたのだから、これからも続けなければならない」

そんな思いを強く握りしめることで、自ら不安や苦しみを大きくしていたことに気づく場合もあります。

大切にしてきたものを受け継ぐことと、それに縛られることは同じではありません。

自ら願って大切にすることと、「そうしなければならない」という義務感から続けることも、よく似ているようで心のあり方は違います。

仏教で説かれる「執着」とは、何かを大切に思うこと自体を否定するものではありません。大切だからこそ手放せず、「こうでなければならない」と握りしめることで、自分自身が苦しくなっていく。その心の姿に気づかせていただくことが大切なのです。

気づいた自分を責める必要はありません。

「なぜ、こんなに苦しかったのだろう」
「私は何を握りしめていたのだろう」

そう自分の心を見つめることで、それまで当たり前だと思っていたことを、もう一度考えることができます。

気づいたということは、昨日まで見えなかったものが、今日は見えているということ。

だからこそ、気づいたその瞬間から、私たちはすでに新しい一歩を踏み出しているのです。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

この法話は49日法要や遷仏法要のご縁でもお伝えすることがあります。
仏教では亡き方を偲ぶ最初の大きな法要が49日です。

🔗49日の数え方・計算について▶︎

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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