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汚れたからこそ、磨くことを覚える|【公式】お坊さん@出張®︎

これからどう生きるかは変えることができます。

目次

汚れたからこそ磨くことを覚える

綺麗なものが汚れると、私たちは残念に思います。しかし、その汚れに気づいたからこそ、「どうすれば綺麗になるのだろう」と考え、磨くことを覚えることがあります。

人の心も、どこか似ているのかもしれません。

私たちは生きていく中で、失敗したり、誰かを傷つけてしまったり、自分の未熟さに気づいたりします。「あんなことを言わなければよかった」「もっと相手の気持ちを考えればよかった」と、後になって悔やむこともあるでしょう。

できることなら失敗などしたくありません。しかし、一度も間違わず、一度も迷わずに生きていける人はいません。そして、自分の至らなさに気づいた経験があるからこそ、初めて見えてくるものもあります。

仏教では、私たちの心を曇らせる怒りや欲、執着などを「煩悩」と説きます。大切なのは、煩悩を持たない完璧な人間になろうとすることではなく、自分の心に生まれた怒りや思い込みに気づき、その心と丁寧に向き合っていくことです。

失敗したから、人の痛みが分かるようになる。
傷ついたから、優しい言葉を選べるようになる。
迷ったから、自分の歩む道を見つめ直すことができる。

過去の出来事そのものは変えられません。しかし、その出来事から何を学び、これからどう生きるかは変えることができます。

汚れたことが問題なのではなく、大切なのは、その汚れに気づいたとき、そこから何を始めるか。

心も一度磨けば終わりではありません。また怒ることもあれば、迷うこともあります。そのたびに気づき、立ち止まり、また磨いていけばよいのです。

汚れたからこそ、磨くことを覚える。
そして心を磨こうとするたびに、これまで見えなかった自分の姿や、誰かの優しさに気づけることもあるのではないでしょうか。

失敗や後悔さえも、これからの歩みを育てる大切なご縁として受け止めながら、今日からできる小さな一歩を大切にしていきたいものです。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

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