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目には見えない色眼鏡 〜心が変われば、見える世界も変わる〜

目には見えない色眼鏡 〜心が変われば、見える世界も変わる〜 イメージ画像

偏見や思い込みも、私たちの心の状態によって色づけられた色眼鏡から生まれているのかもしれません。

目次

自分の心を見つめてみる

「色眼鏡で見る」という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。

一般的には、偏見や先入観を持って人や物事を見ることを意味します。しかし、仏教の教えに照らして考えてみると、その色眼鏡を掛けているのは相手ではなく、私たち自身なのかもしれません。

仏教には「内観(ないかん)」という言葉があります。これは、自分の心のあり方を静かに見つめ直すことです。

私たちは日々、知らず知らずのうちに心の状態によって色が変わる、目には見えない色眼鏡を掛けて物事を見ています。

例えば、心に余裕がない時は、相手の何気ない一言に腹が立ったり、不満ばかりが目についたりします。一方で、心が穏やかな時は、同じ言葉でも優しさとして受け止められたり、「そんな考え方もあるのだな」と寛容になれたりすることがあります。

つまり、目の前の世界が変わったのではなく、自分の心の状態によって、見え方が変わっていたのです。

偏見や思い込みも、私たちの心の状態によって色づけられた色眼鏡から生まれているのかもしれません。

だからこそ、誰かを責めたくなった時には、「相手が悪い」と決めつける前に、「今の私は、どんな色眼鏡を掛けているのだろう」と、自分の心を見つめてみることが大切です。

浄土真宗では、自分を正しいとするのではなく、仏さまのみ教えを聞かせていただく中で、自分の心の姿に気づかせていただくことを大切にします。その気づきが、怒りや執着を和らげ、人との関わり方を少しずつ変えてくれるのではないでしょうか。

色眼鏡を外して世界を見ることは難しいかもしれません。しかし、自分が色眼鏡を掛けていることに気づくだけでも、見える景色は少しずつ変わっていきます。

だからこそ、自分がどのような色眼鏡を掛けているのかに気づくことが、穏やかな心への第一歩なのかもしれません。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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