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【嫌な出来事を、次の善い行いへ】|【公式】お坊さん@出張®︎

そこからどのような一歩を踏み出すのかは、今の自分が選ぶことができます。

目次

その後に何を生み出すか

人生には、人に騙されたり、信じていた人に裏切られたり、思わぬ損をしたりすることがあります。

後になって「あれも良い勉強だった」と思えることもありますが、だからといって、相手の不誠実な行いまで「良いことだった」と肯定する必要はありません。傷ついたことは傷ついたこと、間違った行いは間違った行いとして受け止めてよいのです。

しかし、そこで一つ考えてみたいことがあります。

過去に起きた出来事を変えることはできませんが、その出来事を受けた自分が、これからどのような行いを選ぶのかは変えることができます。

仏教では、私たちの身・口・意による行いが因となり、さまざまな縁と結びついて結果へとつながっていく「因果の道理」が説かれています。

騙されたから、自分も人を騙す ❌
傷つけられたから、自分も誰かを傷つける ❌
不親切にされたから、自分も人に冷たくする ❌

そうしてしまえば、自分が受けた苦しみを、今度は別の誰かへ渡してしまうことになります。

けれども反対に、

「自分が嫌な思いをしたから、私は人に同じことをしない」⭕️
「失敗したからこそ、次からはよく確かめよう」⭕️

「傷ついた経験があるから、人の痛みに気づける人になろう」⭕️

と受け止めることもできます。

同じ出来事であっても、その後に何を生み出すかによって、未来へのつながり方は変わっていくのです。

嫌な経験を無理に「ありがたい」と思う必要はありません。腹が立つことも、悔しいこともあるでしょう。しかし、その苦しみを自分のところで受け止め、次の人へ渡さないという選択はできます。

そしていつの日か振り返った時、「あの経験があったから、今の自分はこうありたいと思えるようになった」と感じられたなら、過去そのものは変わらなくても、その経験から生まれるものは変わっているのではないでしょうか。

嫌な出来事を、次の善い行いへ。

人生で起こるすべてを選ぶことはできなくても、そこからどのような一歩を踏み出すのかは、今の自分が選ぶことができます。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

この法話は49日法要や一周忌法要などの年忌法要のご縁でもお伝えすることがあります。
仏教では亡き方を偲ぶ最初の大きな法要が49日です。

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浄土真宗本願寺派の正式僧侶である私が、責任をもってお参りいたします。

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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