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考えているだけでは、出会えない自分がいる|お坊さん@出張®︎

考えてから歩くことも大切ですが、歩いたからこそ考えられることもある。

目次

できることから一歩踏み出してみる

何か新しいことを始めようとするとき、失敗しないために調べ、考え、準備することは大切です。しかし、情報が簡単に手に入る今の時代だからこそ、調べれば調べるほど「あれも必要かもしれない」「これも用意した方がいいのでは」と選択肢が増え、かえって迷いが深くなることがあります。

まだ必要かどうかも分からないものを買ったり、起きてもいない失敗を心配したりしているうちに、行動する前から疲れてしまうこともあるでしょう。

そんなときは、すべての答えを揃えてから動こうとするのではなく、まず一歩踏み出してみることも大切です。

実際にやってみれば、思っていた通りにいかないこともあります。しかし、そこで初めて「何が足りないのか」「次はどうすればよいのか」という具体的な課題が見えてきます。

仏教では、すべての物事はさまざまな因と縁によって生じる「縁起」を説きます。私たちは未来を予想することはできても、これからどのようなご縁に出会い、どのような結果が生まれるのか、そのすべてを先に知ることはできません。

だからこそ、頭の中で考えている自分だけで、現実まで決めつけないことが大切なのだと思います。

失敗したとしても、それは「やらなければよかった」ということではありません。現実に触れたからこそ、間違っていた情報に気づくこともあれば、自分に本当に必要なものが分かることもあります。そして、その経験が次の判断をより確かなものにしてくれます。

考えることは、歩き出すために必要です。しかし、考えているだけでは見えない景色があります。

考えてから歩くことも大切ですが、歩いたからこそ考えられることもある。

迷ったときには、完璧な答えを探し続けるのではなく、できることから一歩踏み出してみる。その現実との出会いが、次に進む道を教えてくれるのかもしれません。合掌🙏

「この記事は、浄土真宗本願寺派 龍眞院『お坊さん@出張®』がお届けしました。」

この法話は49日法要や祥月命日法要のご縁でもお伝えすることがあります。
仏教では亡き方を偲ぶ最初の大きな法要が49日です。

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この記事を書いた人

大阪府東大阪市の龍眞院(代表 小田昌良)です。浄土真宗本願寺派の僧侶として、関西一円でお葬式や法要を心を込めてお勤めしております。

ご縁をいただいた方々が、阿弥陀如来の大きな慈悲に包まれ、少しでも安心してご先祖供養に向き合っていただけるよう、日々精進しております。

このホームページでは、仏事に役立つ情報や仏教の教えを日常に活かす法話を発信しています。

またXでも法話を配信し、より多くの方に仏縁を結んでいただけるよう努めております。

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